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  • 農業機械メーカー等から「農機具による事故等に関する情報提供の要請について」(平成19年12月3日付け19生産第5368号農林水産省生産局長通知)に基づき、農林水産省に対して提供のあった事故情報をとりまとめたものです。
  • 「推測される事故原因」については、報告書の記述及びこれまでの事故に関する知見等から、当センターで推測したものであり、詳細な事故原因調査等に基づくものではないことにご留意ください。また、「事故防止のポイント等」には当該事故を防止するための注意ポイントや関連情報を示してあります。
  • 負傷等の程度で、重傷は全治30日以上の負傷、軽傷は全治30日未満の負傷を、それぞれ意味します。
 

全 171 件

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発生
年月
被害者の年齢・性別 負傷等の程度 機械の種類 機械の状態等 事故の種類 事故の状況 推測される事故原因 事故防止のポイント等
171 2011 9 81 死亡 乗用型トラクター 平成15年頃製 安全フレーム装着 ロータリ装着 転落・転倒 土砂災害により、通常より狭くなった道路で、前方から自動車が来たので避けたところ、避けすぎて転落した。 ハンドル操作の誤り。 安全フレームが装着されている場合は機械から飛び降りない、シートベルトをする。
170 2011 8 70 死亡 乗用型トラクター 昭和57年頃製 ロータリ装着 転落・転倒 ほ場での耕うん作業中、あぜを乗り越え、約2m下方、幅約1mの用水路に落下した。 段差等への注意不十分、速度超過、運転操作の誤り(ハンドルの切りすぎ、片ブレーキ等)が考えられる。 安全キャブ・フレームを装着していれば死亡に至らなかった可能性が高い。シートベルトを併用すれば更に安全。圃場から出る前に左右独立ブレーキペダルの連結を確認すること。
169 2011 8 81 裂傷 乗用型トラクター 平成13年製 安全キャブ装着 ロータリー装着 転落・転倒 水路脇の農道を走行中、水路側によりすぎたため停止し、ハンドルを直進方向に戻すことなく、後退したため水路に転落したが、安全キャブ、シートベルトにより、トラクタの下敷きにはならなかった。割れたガラスにより頭部に切り傷を負った。 ハンドル操作の誤り。 機械の操作確認は落ち着いて、確実に行うことを心がける。本事故については、、安全キャブの装着されたトラクタにシートベルトをして運転していたため、トラクタの下敷きにならなかった。
168 2011 8 64 死亡 乗用型トラクター 平成8年頃製 安全フレーム装着 転落・転倒 片側1車線の道路中、ゆるやかなカーブを曲がらず、そのまま走行、道路脇へ3m転落し、運転者が機械の下敷きになった。 ブレーキ跡がなかったため、脇見運転あるいは運転者の身体に何かおこった可能性が考えられるが不明。 安全フレームが装着されている場合は機械から飛び降りない、シートベルトをする。
167 2011 8 75 死亡 乗用型トラクター 平成15年製 安全フレーム装着 ロータリー装着 転落・転倒 畑でトラクター脇に倒れているのを発見された。顔面などからの出血があった。 不明 安全フレームをきちんと立て、シートベルトを着用すること。
166 2011 7 69 死亡 乗用型トラクター 昭和52年頃製 安全フレームなし 装着作業機不明 転落・転倒 舗装道路の十字路で脇の畑に転落し、トラクタの下敷きとなった。 スピードの出しすぎ、脇見運転などが考えられるが詳細は不明。 スピードを出しすぎない、脇見運転をしない、左右独立ブレーキを連結することなどがあげられる。また、安全キャブ・フレームを装着し、トラクタの転倒時に投げ出されないために、シートベルトを着用すること。
165 2011 6 78 死亡 乗用型トラクター 平成4年頃製 安全フレームなし ロータリー装着 転落・転倒 耕うん作業後、田から出て坂道を上る途中で横転し、機械の下敷きとなった。 運転操作の誤り 安全キャブ・フレームを装着していれば死亡に至らなかった可能性が高い。シートベルトを併用すれば更に安全。圃場から出る前に左右独立ブレーキペダルの連結を確認すること。
164 2010 9 63 重傷 自脱型コンバイン 平成18年製 4条刈 転落・転倒 刈取途中の後退時に畦畔に乗り上げた。運転者は危険を察知して、機械の転落前に急斜面を伝って約5.5m下の農道へ飛び降りたが、そこに機械が転落してきたため下敷きになった。 事故ほ場は棚田であり、事故地点へ向けて畦畔が凸となるようにカーブしていた。また事故前日の降雨によってほ場は軟弱な状態であった。 過剰に後退した。コンバインの後方視界が悪い。あぜが軟弱で乗り上げたコンバインを支えられなかった可能性がある。 段差のあるほ場では後退は低速で行い、あぜを踏んで機体の後方が持ち上がるほど後退しない。枕地の斜め刈りを行うときは、機体2〜3個分以上あぜに沿ってまっすぐ後退して旋回角度を小さくし、最低2回行う。特に降雨直後はあぜが崩れやすいことも考慮し、斜め刈りの回数・長さを増やして、可能な限りあぜに乗り上げないようにする。また、必要に応じて直接確認や補助作業者による誘導を行う。
163 2011 5 78 重傷 田植機 2008年製 乗用型4条植 転落・転倒 田植え作業中、苗補給のため畦際で、畦から降りる時、合羽の裾が主変速レバーにひっかかり、田植機とともに土手下に転落し、落下後田植機と衝突した。 畦際で苗補給時に駐車ブレーキがしてなかったため、合羽が主変速レバーに触れて田植機が動き、土手下に田植機とともに落下した。 田植え作業中の苗補給時に運転席を離れる場合には、必ず駐車ブレーキをする。合羽等の服装はきっちりしたものする。
162 2011 5 80 重傷 田植機 2007年製 乗用型3条植 転落・転倒 植付作業終了後、ほ場から出てすぐの農道から河川に転落した。 ほ場から出る時の方向又は農道での旋回時に速度の出し過ぎや運転操作の誤り等が考えられる。 機械の操作確認は落ち着いて、確実に行うことを心がける。ほ場から出る時は後進であぜに直角で速度を下げ、後方確認して出る。農道での旋回時は、速度や進行方向を確認する。
161 2011 5 不明 重傷 乗用型トラクター 1997年製 ロータリ装着 安全フレーム装着 ロータリ尾輪の落下 ロータリ尾輪調整時に、尾輪アジャスタが破損し、尾輪ホルダが落下し、手に裂傷を負った。 始業点検等怠り、破損箇所の不具合を発見できていなかった可能性が考えられる。 始業点検や定期的な点検・整備で不具合箇所を発見して修理する。
160 2011 5 70 死亡 乗用型トラクター 1991年製 ロータリ装着 安全フレーム装着 ひかれ ほ場進入路の下り坂でトラクタを停めたあとトラクタが動き出した。運転者が乗って止めようとした際に振り落とされ、トラクタにひかれて死亡した。トラクタはほ場の畦に乗り上げ斜めになって止まったが、エンジンはかかったままの状態だった。 トラクタを下り坂に止めたこと、止める時に駐車ブレーキをかけ忘れたこと、また動き出したトラクタに乗って止めようとしたことなどが原因と考えられる。 駐車してトラクターを離れる時は、平坦でトラクターが安定する場所を選ぶ。また、作業機を下げて駐車ブレーキをかけ、エンジンを切る。やむを得ず坂道で駐車する場合は、タイヤに車止めなどを施す。また、動いているトラクタに飛び乗ったり、トラクタから飛び降りたりすることは、傷害・死亡事故につながる可能性があるためしてはならない。
159 2011 4 86 死亡 乗用型トラクター 1990年頃製 安全キャブ・フレーム無し ロータリ装着 機械の転落・転倒 代かき作業後に水田から側道に出た際、(勢い余って隣の)水田の法面(高さ約70cm)に乗り上げて横転し、転倒したトラクタの下敷きになった。 水田から道路へ出る際の段差等への注意不十分、速度超過、運転操作の誤り(ハンドルの切りすぎ、片ブレーキ等)が考えられる。 段差や溝などを通る場合が多い、ほ場への出入りでは、特に慎重に通路の確認や機械の操作を行う必要がある。機械の操作はできるだけ低速で、確実に行うことを心がける。 ほ場から出る場合は左右ブレーキの連結を確認する。また、ブレーキペダル踏み外し等による事故の可能性もあり、靴底が滑りやすい長靴や軍手を付けての運転は好ましくない。 トラクタの転倒・転落事故は起こりやすく、安全キャブ・フレームが付いているトラクタに更新したい。
158 2011 4 57 軽傷 (打撲・裂傷) 乗用型トラクター 2007年製 安全フレーム装着 ロータリ装着 機械の転落・転倒 午前中の畑での耕うん作業中、回行での後進時に、土手から約6m下に転落した。 頭部の裂傷(2針縫合)と脇腹打撲。 トラクタ後進時の後方確認の不十分、速度超過、運転操作の誤り(ブレーキペダル等踏み外し)が考えられる。 土手や段差のあるほ場端では、特に慎重に場所の確認や機械の操作を行う必要がある。機械の操作は落ち着いて、確実に行うことを心がける。 また、ブレーキペダル踏み外し等の運転操作ミスの可能性があり、靴底が滑りやすい長靴や軍手を付けての運転は好ましくない。 安全フレームがあっても、大きな事故にならないよう乗車中はシートベルトを装着する。
157 2011 1 65 重傷 乗用型トラクター 1999年製 ロータリ装着 安全キャブ装着 転落・転倒 耕うん中、仕上げのために後進したところ転落した。約10メートル下の木に引っかかった。 後方への確認不十分、運転操作の誤り等が考えられる。 機械の操作確認は落ち着いて、確実に行うことを心がける。段差のあるほ場端では、特に慎重に機械の操作を行う。
156 2011 1 80 死亡 乗用型トラクター 2005年製 ロータリ装着 安全フレーム装着 転落・転倒 耕うん中、後進時に高台から5〜6メートル下に転落した。 後方への確認不十分、運転操作の誤り等が考えられる。 機械の操作確認は落ち着いて、確実に行うことを心がける。段差のあるほ場端では、特に慎重に機械の操作を行う。また、事故に備え、乗車中はシートベルトを装着する。安全フレームははずしたり、折りたたんだままにしない。
155 2011 2 73 軽傷 乗用型トラクター 2007年製 ロータリ装着 安全フレーム装着 部品端部との接触 主変速レバーを操作中、グリップが抜けて手首に接触、擦り傷を負った。グリップは、以前にも抜けたとのこと。 部品あるいは組み付け不具合、強い力での操作により発生した不具合等が考えられる。 不具合が確認されたらすぐに修理して、正常な状態で使用する。取扱説明書に従って正しく操作する。
154 2011 3 80 死亡 乗用型トラクター 1997年製 ロータリ装着 安全フレーム装着 転落・転倒 ほ場間移動の際、狭い道を後進中、脱輪して2.5m下のほ場に転落。機械から投げ出されて胸部を圧迫。シーベルトは装着していなかった。 後方への確認不十分、運転操作の誤り等が考えられる。 機械の操作や後方の確認は落ち着いて、確実に行うことを心がける。雑草など路肩を見づらくするものを除く。また、事故に備え、乗車中はシートベルトを装着する。
153 2010 9 75 死亡 歩行型トラクター 平成5年製造 車軸耕うん 緊急停止ボタン付き 巻き込まれ 畑で耕うん機のローターが脚に突き刺さった状態で倒れているところを発見された。 後進時に転倒した。誤って後進速度段に入れた。機関回転速度が高かった。などが考えられるが不明。また、本機(車軸耕うん)には緊急停止装置は装備されていたものの、クラッチを放すと動力がつながる方式のクラッチのため、動力の遮断が困難であったと考えられる。 後方をよく確認する。後進時は最も低い速度段にし、機関回転速度を下げる。
152 2010 9 71 死亡 自脱コンバイン 製造年不明 挟まれ 納屋に収納する際、軒先が低いため、梁と座席の間に体を挟まれ、首を骨折した。 上方に障害物がある場所で乗車した。納屋の構造が機械に適したものではなかった。 上方に低い障害物がある場所には立ち入らない。 歩行して操作ができるレバー類が装備されている機械では、降車して低速で移動させ、歩行操作で使用するレバーにより停止させる。
151 2010 9 68 死亡 乗用型トラクター 1980年頃製 キャブ・フレーム無し 機械の転落・転倒 午前11時頃、段差のある畑の端部を耕うんしていて、約2mの段差から転落、トラクタの下敷きになって死亡。 トラクタでの作業中に畑の端に寄り過ぎ、トラクタが段差を踏み外し、または段差で滑って転落したと考えられる。 雨上がりで、畑が軟らかく、滑りやすくなっていた可能性がある。 死亡事故の防止には、まず、安全キャブ・フレームの装着が必要である。 圃場面が柔らかく、滑りやすい状況では、段差の間近かまでの作業は要注意。また、長靴を履いてトラクタを運転していたと思われるが、ゴム長靴は靴底が滑り易く、ブレーキペダル等を踏み損ねた可能性があり、トラクタの運転では履き物にも注意が必要。
150 2010 9 60 重傷 自脱コンバイン 製造年不明 挟まれ 作業部を駆動して掃除をしていた際、掃除口に手を入れて挟まれ、指を切断した。 駆動状態で掃除をした 掃除を行う際には、必ずエンジンを停止する。 今日のコンバインでは、適切な器具・方法で掃除を行えば、実用上十分な残米除去が可能である。
149 2010 9 34 死亡 自走ロールベーラー 平成9年製造 巻き込まれ 水田で稲わらロール作成時、ロールベーラーの成形室の中で、作業者にヒモ(トワイン)が巻き付いた状態で発見された。 作業中に稲わらがスムースに入らない、ヒモが切れた状態等が発生し、作業者がエンジンを停止せず、ピックアップ部(又は搬送ベルト部)に巻き込まれたと推定される。 点検整備時は、作業者は必ずエンジンを停止して、回転部や搬送部等の駆動部を停止して行う。
148 2010 10 88 死亡 歩行型トラクター 平成12年 車軸耕うん 緊急停止ボタン付き 巻き込まれ 畑で耕うん作業中、後進で方向転換する際に誤って転倒した。機械の右側ロータに左脚を巻き込まれた。 本機(車軸耕うん式)には、緊急停止装置は装備されていたものの、デッドマン式クラッチが装備されていなかったため、転倒時に緊急停止装置を操作できず機械を停止しできなかったため、そのまま巻き込まれたものと考えられる。 後方をよく確認する。後進時は最も低い速度段にし、機関回転速度を下げる。
147 2010 10 75 死亡 歩行型トラクター 昭和60年頃 緊急停止装置やデッドマン式クラッチの装備なし 挟まれ ハウス内のパイプと耕うん機のハンドル部に挟まれた状態で発見された。 誤って後進速度段に入れた。機関回転速度が高かった。後進速度段が高かった。などが考えられるが不明。また、本機には緊急停止装置やデッドマン式クラッチが装備されておらず、動力の遮断がより困難であったと考えられる。 機関回転速度を下げる。最も低い速度段にする。変速の前後進を確認する。
146 2010 9 85 死亡 自脱コンバイン 平成20年頃製 2条刈 ひかれ 運転者が、機械の後方で雑草を抜いていた補助者に気付かず後退し、ひいてしまった。 補助者が不用意に死角に立ち入った。 作業手順の確認が不十分だった。 コンバインの周囲視界、特に後方視界は悪く、また、作業中運転者は作業に集中しているため、後方への注意が不足しがちである。作業中、決して運転者の許可なく機械の周囲、特に後方に接近してはならない。どうしても必要な際は、必ず前方から、作業者の許可を得て接近する。また、補助者がいる作業では、作業の内容、合図の方法、禁止事項等を作業前によく打ち合わせておく。
145 2010 10 81 死亡 自脱コンバイン 昭和53年頃製 転落・転倒 農道からほ場に転落して機械の下敷きになった。 路肩を踏み外したためと考えられる。また、運転者が高齢であり、必ずしも適切な操作ができなかった可能性がある。 コンバインではクローラの走行位置が運転席から直接確認できないため、路肩に寄り過ぎないようにする。また、段差のある場所では速度を落とし、旋回や制動の操作は緩やかに行う。
144 2010 9 47 軽傷 自脱コンバイン 平成21年製 3条刈 落下物との接触 アンローダ操作中、頭上を通過した際に、何らかの理由により油圧ホースが破れ、アンローダが落下して頭を打った。 油圧装置の何らかの故障 定期点検、整備を定められた周期で必ず行う。パイプ・ホース類は劣化する可能性があるので定められた期間で交換する。
143 2010 9 65 重傷 自脱コンバイン 平成21年製 3条刈 転落・転倒 畦際から転落し、骨折した。 段差のある畦際で、乗り上げすぎて転落した(後退時とも推測される)。 コンバインは運転席から走行部の位置を直接目視することができないため、後退時などの畦畔への乗り上げは必要最小限にする。 また、必要に応じ、停止・降車して状態を確認するか、補助者の誘導を付ける。
142 2010 9 75 軽傷 自脱コンバイン 平成11年 2条刈 転落・転倒 タンクが満量の状態で、ほ場から段差を乗り越えて道路に出ようとしたところ、機体が後傾してバランスを失い転倒した。なお、被害者は所用のため作業を急いでいた。 作業を急いでいたため、タンクが満量であったにもかかわらず、禁止されているほ場外への移動を行った コンバインは、タンクにもみが入った状態では、十分な安定性を有していないので、転倒しやすくなる。従って、タンクにもみが入った状態では、決してほ場から出てはいけない。 また、夕刻や後に予定がある時などの事故例は多いため、必要に応じて、打ち切って翌日に延ばすことを考慮する。
141 2010 9 28 軽傷 自脱コンバイン 平成17年製 6条刈 転落・転倒 道路上で後退しすぎ、路肩から約3m下のほ場に転落した。 段差がある場所で後退しすぎた コンバインの後方視認性は良くないので、段差のある場所では後退は最小限にする。必要な場合は停止して後方を確認するか、補助者の誘導のもとで行う。
140 2010 8 57 死亡 田植機 平成4年 田植機を運搬車に改造した 自動車等との衝突 午後7時半頃、運搬車に改造した田植機で道路を走行中、後方からワゴン車に衝突された。 夕刻で自動車から見えにくかった可能性はある。2年前に中古車として購入し運搬車に改造して、灯火が装備されて無かったか、点灯していなかった可能性がある。 道路運送車両法に適合してない機械は公道走行をできないので公道走行する場合は、トラック等により輸送する。
139 2010 9 56 重傷 自脱コンバイン 平成22年 4条刈 転落・転倒 ほ場に侵入する際、電気柵を避けようとしてステアリングを切りすぎ、進入路を外れて約3m下のほ場に転落した。なお、事故機の使用時間は約3時間であった。 事故機の操作に不慣れであったため、作業者の想定と異なる動きをした。 ほ場の出入口は転落・転倒事故の多い場所であるので、障害物を可能な限り取り除いて、作業環境の改善を図る。コンバインの旋回性は機械によって異なるため、事前に安全な場所で十分に習熟しておく。また、複数の旋回モードを有するものが多いので、移動時には取扱説明書等で指示された状態に設定する。
138 2010 9 80 死亡 自脱コンバイン 平成6〜8年 2条刈 転落・転倒 農道を走行中、コンバインごと路肩から約2m下のほ場に転落し、体を強打して死亡した。 路肩に寄り過ぎたためと考えられる。また、運転者が高齢であり、必ずしも適切な操作ができなかった可能性がある。 コンバインではクローラの走行位置が運転席から直接確認できないため、路肩に寄り過ぎないようにする。また、段差のある場所では速度を落とし、旋回や制動の操作は緩やかに行う。
137 2010 7 77 死亡 スピードスプレヤー 製造年不明 (2003年6月以前) その他(枝に頭部強打) 柿園において13時頃、柿園の防除中、頭部を強打し死亡したと考えられる。 柿園の防除中に柿の枝に気づかないで走行したものと考えられる。 果樹園において、低い枝や支柱等の運転の障害物には目印をつける等、周囲の状況に十分注意することが必要である。
136 2010 9 75 死亡 スピードスプレヤー 製造年不明 (1992年以降) 転落・転倒 14時頃、なし園の防除に向かう際、薬液タンクの給水のために、道をバックで走っていたところ1.5m下の水田に転落した。 後進走行中で、道路の端を確認しなかったか、速度を出しすぎで、ブレーキ操作が間に合わなかったと考えられる。 後進する場合、機体後方の確認を必ず行い、後進速度は低速に設定する。
135 2010 8 61 重傷 乗用型トラクター 1988年頃、整地ダンプ、キャブ・フレームなし 機械からの転落・転倒 トラクタに整地ダンプを取り付けて作業していたところ、トラクタから投げ出されて頭を打った。 トラクタ運転中に脳梗塞等になった可能性が高いとの報告があるが、シートベルトをしていなかったためトラクタから投げ出されたものと考えられる。 死亡事故に至らないようにするために、トラクタには安全キャブ・フレームの装着が必要である。また、乗車時にはシートベルトを着用する。
134 2010 8 80代 死亡 乗用型トラクター 1974年頃製、ロータリ装着、キャブ・フレームなし (購入時期、経路不明) 機械の転落・転倒 午前8時前に、自宅から農作業に向かう途中、上り坂道路の右側側面に乗り上げて左側に横転、仰向けになったトラクタの下敷きになって死亡。 脇見運転、あるいは、道路走行中に操作を誤って(片ブレーキを踏んだ/急ハンドルを切った)バランスを崩し、急坂の右側側面に乗り上げ横転したものと考えられる。 いつも通っているであろう農道での事故のようであり、慣れによる何らかの誤操作(ブレーキ連結せずなど)があったか。トラクタが古く(約35年前製)、安全フレームが装着されておらず、トラクタのどこかに不具合があった可能性もある。 事故防止では作業時以外は左右のブレーキを連結すること、死亡事故に至らないようにするためには安全キャブ・フレームの装着が必要である。
133 2010 8 不明 重傷 畦草刈機 2004年製 その他(飛散物) 畦草刈中にカバーと地面の隙間から直径60mm程度の石が後ろ側に飛び出し、被害者の右すねに当たり骨折した。 作業場所に石があることに気づかなかったためと考えられる。 あらかじめ作業場所を確認し、石や空き缶などの異物を除去しておく。
132 2010 9 82 死亡 自脱型コンバイン 2008年製 2条刈 転落・転倒 農道(幅約3.5m)を走行中、路肩を踏み外して転落。下敷きとなった。 機械の上に置いたシートの状態に気をとられ、後を振り向いていたため。、操向レバーに接触していることに気が付かなかったと考えられる。 なお、通常は他の家族がコンバインを運転しているため、被害者は機械に不慣れであった。 農業機械の特性は乗用車等と異なるため、運転する際には、取扱説明書等で必要な情報を得、安全な場所で十分に習熟してから行う。移動走行時には機械を指定された状態にし、人や物品の運搬は行わない。運転操作はシートに正しく着席して行う。
131 2010 8 33 重傷 自脱型コンバイン 2010年製 2条刈 転落・転倒 下り坂の農道(幅約2m、傾斜角26°)をコンバインに乗車して前進で運転中に、右クローラが路肩から脱輪し、転倒した。運転者は投げ出され、胸骨・骨盤骨折の重傷(全治60日) 安定角の比較的小さい小型のコンバインであるにもかかわらず、急な傾斜の下り坂を前向きに乗車したまま降りようとした。購入直後であり、当該機械の運転に不慣れであった。 傾斜地で旋回操作をすると、クラッチが切れて急速に旋回することがあり、転落の原因になる。そのため、傾斜地に入る前に機体の向きを決めて直進する。特に本事例のような急傾斜地では、後ろ向きに坂を下りる。2・3条刈の小型コンバインでは降車して坂の上側から操作する。
130 2010 8 52 軽傷 スピードスプレヤー 1999年製 2009年に整備点検実施 転落・転倒 下り坂での速度出し過ぎ及び急ハンドル操作のため、車両が横転した。 下り坂における速い速度での急ハンドル操作によると考えられる。 下り坂では、速度を出した状態で、急ハンドルを切らない。速度を落として走行する。
129 2010 7 52 重傷 スピードスプレヤー 2006年製 ひかれ 畑の斜面に車両を止めて手散布作業を開始するとき、駐車ブレーキのかけ方が不十分だったため、車両が動き出しひかれた。 駐車ブレーキの操作が不十分であったか、調整不足により、ブレーキ本来の機能を果たしていなかったことが考えられる。 駐車ブレーキレバーの引きしろ等を正しく調整し、適切な力で操作したときにブレーキが機能するようにする。また、確実なレバー操作を行う。
128 2010 8 81 重傷 スピードスプレヤー 2010年製 挟まれ 農薬散布中にリンゴの幹と薬液タンクの間に右腕が挟まり、複雑骨折した。 腕を薬液タンクに置いて散布作業を行っていて、木の幹に寄っていることに気がつかなかったことが考えられる。 作業中は、周囲の状況に十分注意することが必要である。早朝など周囲が見づらいこともあるので、低い枝や幹・支柱等の障害物には目印をつけることも事故防止のポイントである。
127 2010 8 75 死亡 乗用型トラクター 2007年 安全フレーム ロータリ装着 衝突 直線道路を走行中に軽自動車に追突された。 後方の車両の本機に対する速度、車両間隔等の見誤りが考えられる。 トラクタ側として遵守すべきことは、道路運送車両法の保安基準に適合していない状態(この場合、作業機を装着した状態)での公道走行をしない。
126 2010 6 70 重傷 スピードスプレヤー 生産年不明(同型式の最終生産1984年) ひかれ エンジンをかけた状態で変速機の調整をしていたところ、変速レバーが不意にはいってしまった。本機が動き出し、転倒したところをひかれた。 本機の予期しない動きによる。 点検調整は、エンジンを停止し、本機に駐車ブレーキをかけて行う。エンジンをかけた状態で変速装置等を操作する場合は、着座する等、不意な動きに対処できる体勢で行う。
125 2010 6 74 重傷 乗用型トラクター 1999年製 ロータリ装着 フロントローダ 安全フレーム 転落・転倒 ほ場作業終了後の畦道を走行時、左折した折に用水路に転落した。頭蓋骨骨折。 安全フレームは折りたたんだ状態、シートベルトは未着用。 左折時における脱輪(目測の見誤り、路肩の見づらさ、左折時に減速するためにブレーキを使用した際に片ブレーキ状態であったための機体の急旋回)等が考えられる。 安全フレームを機能させ、シートベルトを着用。路上走行時はブレーキ連結をする。路肩を見やすく整備する。
124 2010 6 86 死亡 スピードスプレヤー 2004年製 挟まれ 午前6時40分頃、リンゴ園の防除コースから外れた場所で、運転手が低い枝に首が挟まれ骨折し、死亡していた。 事故の発生場所は、防除コースから外れた状態であり、運転者は、ほ場内を移動中に枝に首が引っかかったものと考えられる。 果樹の防除では、無風状態での作業のために、早朝や夕刻等暗いことがあるので、低い枝や支柱等の障害物には目印をつける等、周囲の状況に十分注意することが必要である。
123 2010 6 60 重傷 乗用管理機 2008年製 機械の転落・転倒 午後3時頃、積載車より乗用管理機を後進で降ろす際に左後輪が脱輪し、左側を下に転倒し、機械とほ場の間に挟まれ胸部骨折した。 脱輪の原因として、あゆみの位置と輪距が合っていなかったか、下がる途中でハンドル操作をしたためと考えられる。 荷台から降ろす際は、あゆみの中央に車輪がくるように車体を合わせ、タイヤも直進状態とし、速度は低速として、ハンドル操作は避ける。
122 2010 6 60代 死亡 乗用型トラクター 2002年製、ロータリ装着、フレーム付き 機械の転落・転倒 午後4時頃、水田脇の水路にトラクターが脱輪、その後転倒・転覆して、運転席部分と水路に挟まれて死亡。 水路に脱輪した後、脱出を試みたことにより転倒・転覆したのでは、と考えられる。安全フレーム装着ではあるがトラクターは小型で、脱出を試みた時に運転席から身を乗り出して運転をしていて、運転席と水路に挟まれたのではないか、と考える。 水路に脱輪した段階で十分危険な状況にあるので、ひとりで脱出しようとせずに、トラクターから離れて助けを求めたい。また、安全フレームが装着されている場合は、シートベルトをする、または、運転席に座って運転をするように心がけたい。
121 2010 6 70代 死亡 乗用型トラクター 1980年頃製、ロータリ装着、キャブ・フレームなし (1990年頃中古で購入。) 機械の転落・転倒 午前6時過ぎ農作業に向かう途中、緩い下りの農道走行時に土手に乗り上げて横転した。 脇見運転、あるいは、道路走行中に操作を誤って(片ブレーキを踏んだ/急ハンドルを切った)、土手に乗り上げ横転したものと考えられる。 いつも通っている農道での事故のようであり、慣れによる何らかの誤操作(ブレーキ連結せずなど)があったか。トラクタが古く(約30年前製)、安全フレームが装着されていなかった。 事故防止では作業時以外は左右のブレーキを連結すること、死亡事故に至らないようにするためには安全キャブ・フレームの装着が必要である。
120 2010 6 70代 死亡 田植機 (歩行型4条) 製造年不明 1994年納品 機械の転落・転倒 歩行型4条田植機を軽トラックから後進で降ろしていた際、機械に押し倒され下敷きになって死亡した。 主変速が中立であったか、主クラッチまたはサイドクラッチを操作したことにより、制動力が作用しない状況であったと考えられる。 傾斜地やトラックへの積み降ろし中には、エンジンを始動させてギアを低速段にし、エンジンブレーキを作用させる。絶対に主クラッチおよびサイドクラッチを操作しない。特に後退時は速度を落とし、後方をよく確認して、中途の旋回や停止が必要ないように準備する。
119 2010 6 50代 重傷 スピードスプレヤー 2005年製 道路交通事故 午前5時頃移動中、交差点で右折しようとしたところ、後方から追い抜こうとしていたワンボックス車と衝突した。 ウインカーを点滅させていたかどうか不明だが、後方の車の挙動にも事故の要因があると考えられる。 当該機は保安基準に適合しており公道走行しても問題はないが、一般の車両よりも低速であるため追突のおそれがある。トラックで運搬することにより安全に移動できる。
118 2010 6 50代 死亡 スピードスプレヤー 機械の転落・転倒 午前11時頃散布作業中、高さ2.5メートルの斜面から誤って転落し、車両のハンドルと地面の間に挟まれた。 ハンドル操作を誤ったか、ブレーキとアクセルの踏み間違ったと考えられるが、詳細は不明。 路肩が不安定な場合は、石積み等の方法で補強する。後進散布はしない。テラス式(等高線式)の走行路では、高い方の路面に溝を掘り車輪案内溝とすることで、安定した走行ができる。
117 2010 5 70代 重傷 スピードスプレヤー 1999年製 機械の転落 18時頃に移動中、後方の車からクラクションを鳴らされて慌ててしまい、ブレーキとアクセルを踏み間違え、曲がりきれなくなって横転した。 ブレーキとアクセルの踏み間違いによる。ただし後方の車も一因となったと考えられる。 当該機は、道路運送車両法の型式認定番号を取得していないが、メーカーによれば保安基準に適合する様に製造されたものであった。また保安基準に適合していたとしても、一般の車両よりも低速であるため追突のおそれがあるので、トラックで運搬することにより安全に移動できる。普段から公道走行では後続車両等に慌てないよう、カーブ付近や路肩等には特に運転に集中する。
116 2010 5 不明 軽傷 乗用型トラクター 2003年製、キャブ付き、ロータリ装着 機械の転倒・転落 13時頃、道路走行中に脇見により、道を外れて側溝へ転落した。左手と額に軽い擦過傷のみ。 脇見運転による。あるいは、側方を追い越す自動車に気をとられ、逆側に寄りすぎたために脱輪した。 ロータリ等作業機を装着して道路走行を行わない。脇見をせずに運転に集中する。路肩に寄りすぎない。速度を十分落とす。転落時には安全キャブにより運転者を防護した効果もあると考えられる。
115 2009 12 60 軽傷 乗用型トラクター 1996年導入 ロータリ・播種機装着 道路交通事故 21時頃に道路走行中、軽乗用車に追突され、トラクタ及び作業機が大破した。 夜間に作業機を装着した状態で道路(公道)走行していたため、作業機でトラクタの尾灯や後部反射器が隠れて見えない、あるいは見えにくい状態になっており、軽乗用車の運転手がトラクタを認識できなかった、あるいは認識が遅れたことが原因と考えられる。 基本的に作業機を装着して公道走行してはならないので、公道走行する場合は作業機をはずして走行する。灯火類が確実に点灯することを確認する。
114 2010 1 80代 重傷 乗用型トラクター 2006年製、フレームあり、フロントローダー装着 機械の転落・転倒 ローダー専用機として使用していたトラクタで除雪作業をしていた。雪を川へ運んでいる最中に前進しながら4mぐらいの高さから川へ機械と一緒に転落した。機械は川底で上下逆さまの状態であった。肋骨2〜3本骨折、頭部裂傷、打撲で14日間の入院治療の重傷。やや下った濡れた路面(雪はない)でバケットをダンプしているときの事故のようであるとのこと。 操作を誤ったか、機械が不安定になりかけて操作の判断を誤ったと推定される。整備依頼を受けた際の当該機は、運転操作に不具合はなかった。 トラクタ乗車時にはシートベルトを着用する。段差のある危険性の高い場所、特に路面が傾斜している場所等で作業する際は、速度を落として慎重に作業する。フロントローダー装着時は後部に適切なウェイトを装着する。また今回のような、フロントローダーを操作して崖下に雪等を落とす作業においては、作業機操作時に駐車ブレーキをかける、作業場所の選択については、ガードレールや縁石等、乗り越えにくいものがある箇所を選ぶ、などの予防策が考えられる。
113 2009 11 50代 重傷 普通型コンバイン 巻き込まれ 刈取作業中、刈取部に混入した泥を除去しようと刈取部に近づき、オーガドラムに巻き込まれ、左肩を骨折、右手を裂傷した。なお、泥除去作業中の機械の状態は、エンジンはかけたまま、各種クラッチは「入り」の位置、変速(HST)レバーは「中立」の位置であった。 刈取・脱穀クラッチやエンジンを切らずに、刈取部に近づき泥を除去しようとしたことが揚げられる。なお、リールの回転は刈取部に装備されている外部クラッチにより止められていたと思われる。 機械の点検・清掃時には、必ず、各種クラッチとエンジンを切り、駐車ブレーキを掛けてから行うこと。
112 2009 11 80代 死亡 乗用型トラクター 前部にローダー後部にロータリ装着、安全フレーム付き 機械の転倒・転落 畑の出入口で、ローダーを上げた状態でトラクタを後進で斜めに降りていた時、サイロのビニールを押さえるための古タイヤに右後輪が乗り上げ、機体が左側に転倒した。運転者は飛び降りたが倒れてきたトラクタの下敷きになった(フレームで頭部を圧迫)。 サイロのブロック塀にローダが当たることに注意が向いていた、斜面を斜めに降りたことやローダを上げた状態であったため転倒しやすくなったこと等が揚げられる。 安全フレームが装着されている場合は機械から飛び降りない、シートベルトをする。また、斜面の急なところでの出入りでは機体を斜面に対して直角にして走行すること、圃場への出入り方法を前もって決めておくなどが揚げられる。
111 2009 10 不明 軽傷 動力刈取機(結束型) 2000年製 その他(部品の落下) 刈取作業中、ウエイト取付けフレーム(板金製)が割れ、ウエイトが足の上に落下した。 錆や亀裂が原因でフレームが割れ、ウエイトが落下したものと思われるが詳細は不明。 刈取シーズン前には必ず機械の点検・整備を行うこと。また、シーズン終了後に販売店等で機械の点検・整備をしてもらうことも機械を長持ちさせることに繋がる。
110 2009 10 不明 重傷 歩行型トラクター その他(人、機械の転落) 管理機で防除作業中、後進時に足を滑らせて用水路に転落し、骨盤を骨折した。 後進速度が速すぎた、後方の確認をしなかったことなどが揚げられるが詳細は不明。 後進する場合は必ず後方の状態を確認し、エンジン回転を落とすなど走行速度を押さる。また、畑との境界に目印となる棒などを立てておく。
109 2009 10 70代 軽傷 自動脱穀機 1996年製 その他(発火) 脱穀終了後2時間して、機械を40mぐらい移動し軽トラに乗せた。軽トラのあおりが閉まらなかったので再度エンジンを始動させたときエアークリーナから炎が出た。それを土を掛けて消火した。その時に右手の指2本に軽い火傷を負った。 バックファイヤーでエアークリーナーのウレタンエレメントに着火したものと思われる。  その年の最初に機械を使用する際にはエアークリーナーの清掃など機械の点検・整備を行うこと。また、ウレタンエレメントの汚れが酷いときはエレメントを交換すること(取扱説明書の機械の点検・整備覧を参照)。
108 2009 10 60代 軽傷 自脱型コンバイン その他(カバー端部との接触) カッターカバーを外すためカバーの端(外縁)を握ったとき左手の中指・薬指の内側を切った。 製造時の仕上げ不足や鉄板の反り返りなどによりバリがでたものと思われる(カバーは板金製で、バリらしきものがあった)。 使用中に気のついた変形等は補修しておく。
107 2009 10 _ _ _ 乾燥機(穀物用循環型) その他(火災) 乾燥機内部の火災。 乾燥機内部にゴミが溜まっており、それに引火した模様。 モータ、ベルト周辺のわら屑、埃の堆積は火災の原因となるので、定期的に清掃して除去する。
106 2009 10 60代 重傷 自脱型コンバイン 巻き込まれ(挟まれ) 稲を収穫中、籾タンクの満タン警報ブザーがなったがあと少し刈取を続けたかったのでタンク内の籾をならした。その際、籾搬送スクリューに指が挟まれ、左人差し指を切断した。 エンジンを止めずにタンク内に手を入れ、籾のならしを行った。 取扱説明書をよく読んで、作業手順を守って作業をする。
105 2009 10 70代 死亡 乗用型トラクター 安全フレーム付き、ロータリ装着 機械の転倒・転落 あぜ道を走行中、畑に転落しトラクタの下敷きになった。 スピードの出しすぎ、脇見運転などが考えられるが詳細は不明。 スピードを出しすぎない、脇見運転をしない、左右独立ブレーキを連結することなどが揚げられる。また、トラクタの転倒時に投げ出されないためには、シートベルトを着用すること。
104 2009 10 70代 軽傷 自脱型コンバイン 機械の転倒・転落 洗車のためスロープを降りて川に進入。洗車後、スロープを上がる際、左側のクローラがスロープから脱落し、コンバインが横転した。横転の際、機械から振り落とされ、打撲及び裂傷を負った。 座席が右側にあるため左側のクローラが見えず、クローラがスロープから脱落したものと思われるが詳細は不明。 洗車は自宅庭など平坦な場所で行うこと。また、スロープなど幅の狭い段差のある場所を走行する場合は低速で走行するとともに案内役をたてるなどが揚げられる。
103 2009 10 30代 死亡 普通型コンバイン 機械の転倒・転落 大豆の収穫作業中、畦合せのため、コンバインを後退しすぎて段差5mの下の畑に転落した。 後退速度が速すぎた、作業に慣れすぎたなどが考えられるが詳細は不明。 段差のある圃場には境界付近に旗竿など目印となるものを立てておく、後退は低速で行う、余裕のある作業計画を立てるなどが揚げられる。
102 2009 10 50代 軽傷 乗用型トラクター 安全フレーム付き、ロータリ装着 自動車との衝突 午後5時20分頃、トラクタで走行中、乗用車に追突され、トラクタから投げ出され打撲を負った。 ロータリを装着した状態でトラクタの灯火類が見づらかった、ロータリの端までの距離の目測を誤ったなどが考えられるが詳細は不明。 ロータリを装着して走行すると後ろからは灯火類が確認しづらくなる上、後方又は側方への作業機の張り出し分の距離が正確に把握しづらい。また、トラクタの転倒時に投げ出されないためには、シートベルトを着用すること。
101 2009 10 40代 軽傷 自脱型コンバイン 機械の転倒・転落 道路より高い位置にある圃場に後進で進入していたところ、草が生い茂っていたため、あぜの部分と土手の境がわからずコンバインが横転(180度転倒)した。飛び降りた際に打撲を負った。 傾斜面に対して斜めに進入したため機体のバランスを崩して横転した模様。 斜面の急なところでの出入りでは機体を斜面に対して直角にして走行すること。また、作業前に、出入り口や畔際の草刈りなど圃場周辺の管理に留意する、余裕のある作業計画をたてることなどが揚げられる。
100 2009 10 60代 重傷 乗用型トラクター 安全フレーム付き、トレーラをけん引 自動車との衝突 午後6時30分頃、トレーラをけん引してトラクタで走行中(籾運搬)、乗用車に追突された。衝撃によりトラクタから投げ出され横転してきたトラクタの下敷きになった。 トレーラが見にくかった、トレーラまでの距離の目測を誤ったなどが考えられるが詳細は不明。 トレーラの荷物によりトラクタの灯火類が確認しずらくなるのでトレーラに反射板又は低車速マークをつける。また、トラクタの転倒時に投げ出されないためには、シートベルトを着用すること。
99 2009 9 70代 死亡 スピードスプレヤー 薬液タンク容量600L ひかれ 発見時には、洗車時のそばの畑で180度向きを変えた状態で柿の木にぶつかる形で止まっていた。エンジンは掛かったまま、車輪は回転し被害者がスピードスプレヤーにひかれていた。  変速位置はH-3で片ブレーキ状態であった。 移動走行するためクラッチ操作をする際、速度が高速であったので、急ブレーキを踏んだが、片ブレーキであったため、旋回し振り落とされてひかれたと推定されるが、詳細は不明である。 高速度段を使用する移動走行時は、左右のブレーキ連結を確認する。発進時は、エンジン回転数を下げ、高速での発進をしない。
98 2009 9 70代 重傷 もみすり機 巻き込まれ 運転中にしいな口を手で掻き出そうとして指を巻き込まれた。当該部位にはこの行為を禁止する安全標識あり。 運転中に機械内部に手を入れた。つまりが生じそうになっていた可能性有り。 排出口は構造上完全に防護できない部位であるため、運転中は絶対に手や物を入れてはいけない。詰まりを除去する等の時は必ず機械を一旦停止させる。
97 2009 9 50代 軽傷 乗用型トラクター フロントローダ付き 機械からの転落・転倒 牧草地を走行中、前車軸部の脱落により、前方に投げ出され転落。腰、背中を打撲。 前車軸部を支持するセンターピンホルダの破損による前車軸の脱落。 車両点検整備を行う。転落しないようキャブ・フレームの装着及びシートベルトの装着に留意。
96 2009 9 70代 死亡 自脱型コンバイン 機械の転落・転倒 刈取作業時に後退しすぎてほ場から転落し、下敷きとなった。 コンバインの後方視界が悪い。あぜを踏み越すほど過剰に後退した。 段差のあるほ場では後退は低速で行い、あぜを踏んで機体の後方が持ち上がるほど後退しない。枕地の斜め刈りを行うときは、機体2〜3個分以上あぜに沿ってまっすぐ後退して旋回角度を小さくし、最低2回行う。その方が最終的には作業が早く、刈り残しも少なくなる。
95 2009 9 60代 死亡 自脱型コンバイン ひかれ 補助作業者が、刈り残しの稲を手刈りしようとしてコンバインの後方に近づいたところ、気付かなかった運転者がコンバインを後退させたため、ひかれた。 コンバインの後方視界が悪い。補助作業者が運転者に連絡なしに機械に接近した。 コンバインには側方・後方に死角があり、かつ運転者は前方に注意を集中する傾向がある。作業中にコンバインに接近することは大変危険であり、絶対にしてはいけない。非常時等やむを得ない場合は、運転者の承認を得てから接近する。また、運転者は補助作業者等に対し、そのことを事前に徹底しておく。
94 2009 8 80代 軽傷 自脱型コンバイン 機械の落下 アユミ板を使用してコンバインをトラックに積み込み中に、左にずれたため修正しようとして右に操行したところ、コンバインがアユミ板を踏み外して落下し、運転者が足に打撲を負った。 アユミ板上で急激な操行を行った。アユミ板に乗せる前の方向調整が十分でなかった。 コンバインでは、傾斜地において操行操作を行った場合、片側のクラッチが切れ、急激に方向が変わることがある。アユミ板状で方向修正が必要になった場合には、その場で操行操作をしてはいけない。必ず、そのまま後退し、一度アユミ板から降りて、再度方向修正をしてアユミ板に乗せる。
93 2009 9 70代 死亡 歩行型トラクター けん引駆動兼用型、狭圧防止装置付き その他(ハンドルとの衝突) 歩行型トラクターにトレーラーを装着するため後進した際、歩行型トラクターのタイヤ止めを外すのを忘れていたため、ハンドルが跳ね上がり胸と後頭部を強打して死亡。 機関回転速度が高かった。後進速度段が高かった。タイヤ止めを外すのを忘れたため、狭圧防止装置より先にハンドルに強打した。などが考えられるが不明。 機関回転速度を下げる。最も低い速度段にする。
92 2009 9 60代 重傷 自脱型コンバイン 巻き込まれ 掃除口を開け、作業部を駆動して掃除を行っていたところ、まだ開いていない掃除口に気付き、軍手をしたまま開けようとして可動部に巻き込まれた。 駆動しながら掃除を行った。軍手をして可動部に手を近づけた。 清掃は、必ずエンジンを停止してから行う。その際、あらかじめ5分程度空運転を行い、残ったわらくず等を掃除口に送っておく。
91 2009 9 不明 軽傷 自脱型コンバイン 機械の転倒・転落 ほ場の出入り口を後退登坂中に左側に横転し、運転者が投げ出されて打撲を負った。 後退して登坂した。段差の踏み外しの可能性有り。 傾斜地は可能な限り前向きで登坂する。ヘッダをぶつからない範囲で下げて、低速で走行する。ほ場出入口の傾斜の減少、幅の拡大を行う。出入口の整備により多少栽培面積が減少しても、能率・安全性が向上するので、長期的には経済的である。
90 2009 8 - 乾燥機(穀物用循環型) その他(火災) 通風乾燥中に煙が出ていたため、張込ホッパを開けたところ、発火した。 送風機モータ付近のわら屑の堆積。 モータ、ベルト周辺のわら屑、埃の堆積は火災の原因となるので、定期的に清掃して除去する。
89 2009 8 70代 死亡 乗用型トラクター フレーム付き、ロータリ付き 機械の転倒・転落 休耕田で作業中、約1m下の別の休耕田に転落し、トラクターの下敷きになった。 脇見運転による脱輪が考えられるが詳細は不明。 作業前に、ほ場端など周辺の状態を確認すること。また、シートベルトを着用する、余裕のある作業計画を立てるなどが揚げられる。
88 2009 8 70代 死亡 乗用型トラクター キャブ・フレームなし、ロータリ付き 機械の転倒・転落 畑に入る際、左前輪をあぜ道に乗り上げトラクターが反転し、トラクターの下敷きになった。 畑への進入の際、斜めに入ったことが考えられるが詳細は不明。 ほ場への進入・退出の際は機械を直角に出入りすること。また、安全キャブ・フレームを装着する、作業時以外は左右独立ブレーキを連結するなどが揚げられる。
87 2009 8 50代 死亡 乗用型トラクター フレーム付き、3連デスクモア付き 機械の転倒・転落 土手から畑に転落し、トラクターの下敷きになった。 草刈り作業中バランスを崩して転倒又は転落したものと思われるが詳細は不明。 左右独立ブレーキを連結する(農道等を走行しながらの作業と思われるので)、シートベルトを着用する、余裕のある作業計画を立てるなどが揚げられる。
86 2009 8 80代 死亡 スピードスプレヤー 薬液タンク容量600L 挟まれ リンゴ畑に農薬散布するためにスピードスプレヤーを運転中、スピードスプレヤーの座席背もたれとせり出したリンゴの枝の間に胸を挟まれて、死亡した。 スピードスプレヤーで散布中にせり出したリンゴの木の枝に挟まれた。詳細は不明である。 果樹園での防除作業では、スピードスプレヤー等の防除機の走行経路上に果樹の枝がせり出していることもあり、運転中は、周囲の状況を常に確認することが必要である。
85 2009 8 80代 死亡 乗用型トラクター キャブ・フレームなし、ロータリ付き 機械の転倒・転落 道路から2m下の畑に転落し、トラクターの下敷きになった。 スピードの出しすぎや脇見運転による脱輪が考えられるが詳細は不明。 スピードを出しすぎない、安全キャブ・フレームを装着する、作業時以外は左右独立ブレーキを連結する、余裕のある作業計画を立てるなどが揚げられる。
84 2009 7 60代 軽傷 乗用型トラクター キャブ付き、ロータリ装着 その他(マフラーとの接触) トラクタの右側ドアから乗降する際に、手すり付近のマフラに触れて右手の甲と腕をやけどした。家庭内治療をした。 手すりとマフラカバーが比較的近い位置にあるため、乗降の際に触れた。 マフラは、カバーをしているが、高温になるため、その近くで作業する場合は、触れないよう注意する。
83 2009 6 60代 軽傷 自脱型コンバイン その他(トラック荷台からの転落) コンバインのオーガが不意に旋回し、トラックの荷台で穀粒排出の補助をしていた補助者に接触して、補助者が転落した。 オーガ旋回モータの取付ボルトが緩んでいたため、オーガが制動力を失い、自重で旋回。 設計、品質管理の改善。なお、当該機種は全車改修・改善済み。このような故障以外にも、誤操作などによって不意にオーガが旋回する危険性があるので、旋回範囲には立ち入るべきではない。
82 2009 6 60代 死亡 乗用型トラクター フレーム付き、ロータリ付き 機械の転倒・転落 柑橘園内の坂道で移動中約5m下に転落し、トラクターの下敷きになった。 スピードの出しすぎや脇見運転による脱輪が考えられるが詳細は不明。 スピードを出しすぎない、シートベルトを着用する、作業時以外は左右独立ブレーキを連結する、余裕のある作業計画を立てるなどが揚げられる。
81 2009 6 80代 死亡 乗用型トラクター キャブ・フレームなし 挟まれ トラクタに農薬散布機をつけての作業中、リンゴの木の枝と座席背もたれの間に挟まれた。運転者は死亡。 枝に気がつかなかったことが考えられる。 作業中は、進行方向への注意も怠らないこと。作業に支障のある不要な枝の処理、あるいはその付近での注意喚起のための目印を見やすい位置の設置することなどが挙げられる。
80 2009 5 不明 軽傷 乗用型トタクター フレーム付き 自動車との衝突 国道の路側帯に停車中に後方から自動車が衝突した。トラクタは道路脇のほ場に仰向けになった。発生時刻は夜7:30。運転者は頭を強打 した。トラクタは、フレームを装備し、ロータリ付きの状態。 衝突した自動車が、停車中のトラクタに気づかなかったこと、ロータリまでの距離の目測を誤ったことなどが考えられる。 トラクタは、停車したばかりであったかどうか不明であるが、停車したら駐車ブレーキをかけること。また、ロータリを装着して走行するとうしろからは灯火類が確認しづらくなる上、後方あるいは側方への作業機の張り出し分の距離を正確に把握しづらい。
79 2009 5 80代 死亡 乗用型トラクター キャブ・フレームなし 自動車との衝突 トラクタで県道を走行中、自動車に追突され、道路脇を流れる川に転落、頭部を強打し死亡。発生時刻は夜7:30、トラクタの装備状況は、キャブフレームなし、ロータリ付き。 ロータリを装着している状態で、トラクタの灯火類が見づらかったこと、ロータリの端が確認しづらかったこと等が考えられる。 ロータリを装着して走行するとうしろからは灯火類が確認しづらくなる上、後方あるいは側方への作業機の張り出し分の距離を正確に把握しづらい。また、トラクタの前輪分担荷重が少なくなり、操舵の安定性にも影響を与える。転倒時の運転者防護のためにはキャブ・フレームの装着及びシートベルトの装着に留意。
78 2009 5 40代 軽傷 乗用型トラクター ロータリ装着 その他(部品のバリ状の突起に接触) ロータリ爪点検の際にチェンケースに手を添えてかがみこんだところケース溶接部に突起がありそれにより親指を裂傷した。 製造時の仕上げ不足、他の機械や工具が当たったことにより鉄板やネジ類に反りかえり、めくれ、バリが出来たこと等が考えられる。 使用中に気のついた変形等は補修しておく。
77 2009 8 70代 死亡 スピードスプレヤー 薬液タンク容量600L 挟まれ 散布中の事故と思われるが、運転席でリンゴの枝との間に胸を挟まれ窒息死した。挟まれた枝の高さは地上高1.3m、太さは直径約10cmであった。 前方の枝に気づかずに前進し、挟まれたものと思われるが詳細は不明。 脇見運転をしない、無理な作業計画を立てないなどが揚げられる。また、日頃から散布走行路への枝の張り出しを除去するなど園地整備に留意することも大切である。
76 2009 8 50代 重傷 乗用管理機 ロータリ装着 巻き込まれ 畑で中耕作業中、異音がすするため機械から降り点検しようとして、左手の軍手がロータリ駆動軸部のヘアピンに巻き込まれ、手首の切断、二の腕までの巻き込まれとなった。 ロータリの駆動を断ってから点検をすれば、この事故は起こらなかった。 乗用機械の点検・調整時には、必ず駐車ブレーキを掛け、エンジンを切り、作用部の回転等を完全に停止させること。作業クラッチがあればクラッチを切ること。また、軍手や手ぬぐいなど引っかかりやすいものを身につけたまま、身体を可動部に近づけないこと。
75 2009 6 60代 死亡 スピードスプレヤー 薬液タンク容量600L、4輪4駆(2駆切替可) 挟まれ 急斜面で、立ち木をよけきれず、機械と立ち木との間に挟まれた。 スピードの出しすぎ、片ブレーキ操作などが考えられるが詳細は不明。なお、事故の2日前から体調が悪かったとのこと。 スピードを出しすぎない、散布時以外はブレーキを連結するなどが揚げられるが、体調が悪いときは無理をしないことが一番である。どうしても散布が必要なときは作業委託を考えてみる。
74 2009 6 70代 死亡 スピードスプレヤー 薬液タンク容量600L、4輪4駆(2駆切替可) ひかれ 平坦な桃園での農薬散布中の事故である。前車軸がオペレータの上に乗り、前輪右のタイヤが空転していた。 普通に着座して運転していれば起きないはずの事故と思われるが、どのようなことでひかれたかは不明。 降車時には必ずエンジンを止め、駐車ブレーキをかけること。また、日頃から運転者自身の健康管理や園地の作業環境整備に留意することも大切である。
73 2009 5 70代 死亡 高所作業機 平成9年度製造ブーム式 挟まれ 果樹園を後方進行中にナシ(ラフランス)の枝とゴンドラとの間に首を挟まれた。 運転操作ミスや脇見運転の可能性が考えられるが詳細は不明。 移動時はブームを一番下まで下げる、脇見運転をしないなどが揚げられる。
72 2009 6 50代 重傷 乗用型トラクター 安全フレーム装着 ロータリ装着 機械の転倒・転落 傾斜地畑でのロータリ耕うん作業中、作業機を上げた際に転倒、運転者はトラクタより離れたところに転落し、両足骨折をした。 傾斜地での作業 機体のバランスをくずすような急傾斜地での作業は行わない。一般的に、傾斜地での作業を行う場合、トラクタの輪距を広げる、急な旋回を避ける等、安定性を確保するための措置をする。なお、安全フレームを立てて使用している場合、シートベルトを装着すること。
71 2009 6 70代 死亡 田植機 乗用型4条植、歩行運転が可能な乗用型機械 ひかれ 運転者が水田に仰向けに倒れ、田植機の左前輪が運転者の上に乗り上げた状態で止まっていた。 段差のある水田に田植機を入れるため、機械から降りて運転操作をしていて、足元をとられ田植機に押し倒されたと考えられる。なお、副変速レバーの位置は「標準」、主変速レバーの位置は「植付」のままであった。 機械から降りて、田植機を水田に入れる時は、副変速を超低速の位置にして、傾斜方向に直角にゆっくり低速で走行させ、クラッチレバーの操作は機械の前方に立たず、横側の位置で行う。なお、水田から出す時は機械を後進走行させる。
70 2009 5 50代 死亡 乗用型トラクター ライムソワー装着(米ぬか散布) 回転部への巻き込まれ ホッパー内の様子を確認中、誤ってアジテーターに手が巻き込まれ、腕が切断された(出血性ショック死)。 何故、ホッパー内に手を入れたかは不明。 トラクター作業機の点検、調整時には、必ず、PTO変速レバーを中立に戻すなど作業機の駆動を断つとともにトラクターのエンジンを止めること。
69 2009 5 60代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし(装着されているはずのフレームが取り外されていた) 機械の転倒・転落 自宅から畑に向かう途中、幅約2mの農道で脱輪し、約1.5m下の休耕田に転落し、トラクターの下敷きとなった。 スピードの出しすぎや脇見運転により路肩から脱輪し転落したものと考えられるが詳細は不明。 安全キャブ・フレームを装着する、シートベルトを着用する、スピードを出しすぎない、脇見運転をしない、作業時以外は左右独立ブレーキを連結するなどが上げられる。
68 2009 5 不明 軽傷 乗用管理機 薬液タンク、ポンプ、折り畳み式のブームノズルを装備 自動車との衝突 夕方7時30分頃、車に追突され、機械が横転し、運転者が放り出された。 後続車の前方不注意。 低速車マークや反射板を機械の後部に付け、後続車に機械の存在を認識しやすくする。出来るだけ、移動時にはトレーラーやトラックを利用する。
67 2009 4 70代 死亡 乗用型トラクター 安全フレーム付き 機械の転倒・転落 夕方7時15分頃、道路から誤って約1m下の水田に転落し、トラクターの下敷きとなった(不慣れが原因で運転操作ミスをしたと思われる)。 トラクタの運転に不慣れであったことが事故の要因と考えられるが詳細は不明。 慣れた人に運転を頼む、シートベルトを着用する、前照灯をつける、作業時以外は左右独立ブレーキを連結する、余裕のある作業計画を立てるなどが上げられる。また、2柱式フレームではフレームを折り畳んだままにしないこと。
66 2009 4 60代 死亡 スピードスプレヤー 平成16年製造、薬液タンク容量600L、4輪4駆 機械の転倒・転落 散布作業に行く途中ハンドル操作を誤り、進行方向左側の法面に乗り上げ横転し下敷きとなった。 スピードの出しすぎや脇見運転が考えられるが不明。また、運転席が機体の右側にあるので転倒時逃げ切れなかったことも考えられる。 スピードを出しすぎない、脇見運転をしない、ブレーキが左右独立しているものでは散布時以外は連結する、余裕のある作業計画を立てるなどが上げられる。なお、ロールバーのような転倒時運転者防護構造物が装備されていれば死亡事故に至らなかったと思われる。
65 2009 4 60代 重傷 歩行型トラクター 管理専用機(車軸耕うん式)、緊急停止装置付き 回転部への巻き込まれ (作業中の)後進時にロータリ爪に巻き込まれ、骨折、裂傷、右足首切断した。 後進時に転倒した、衣類が爪に巻き込まれたなど考えられるが不明。 今回の機械には、手を離すとクラッチレバーが戻って動力が切れるデッドマン式クラッチが備えられていなかった。デッドマン式クラッチを備えたものであれば、巻き込まれの可能性が低く、より安全性が高まる。
64 2009 4 60代 死亡 乗用型トラクター 安全フレーム付き、ロータリ付き 機械の転落・転倒、挟まれ 直進路の幅員が5mから3.5mと狭くなる場所において、道路から逸脱、左の斜面に横転したまま直進し、前方の立木に運転者が挟まれ、死亡。 前方視界以外のことに気を取られ、幅員が狭くなっていることに気がつかなかった、速度が速く操作が間に合わなかった等が考えられる。 脇見運転をしない。路上走行中は、必ず左右独立ブレーキペダルを連結する。見通しのよくない場所では速度を落とす。幅員が狭くなるところでは、その手前に予め注意を喚起する標識や表示を施す。道路端が見づらくなるような雑草などの障害物は除去する。
63 2009 4 60代 重傷 スピードスプレヤー 平成4年製造、タンク容量600L、3輪2駆 機械の転落・転倒 みかん園で、主変速を高速後進で方向転換中、速度が速かったため、左後車輪が脱輪し約2m下に転落した。 後進での方向転換を高速で行ったため止まることが出来ずに、ほ場端後方に転落したと考えられる。 後進で方向転換をする場合は、十分後方確認をしつつ、低速段でエンジン回転を低速にし、慎重に行うことが必要である。段差のある園地端など危険と思われる場所には何か注意を喚起するものを施す。
62 2009 4 70代 重傷 スピードスプレヤー 平成13年製造 タンク容量1000L、4輪4駆 挟まれ りんご園地内の水場を確認するため、主変速を中立にし、駐車ブレーキを引いて降車したら、操作ミスで主変速が高速の1速に入ったまま、無人で発進した。車両を止めるため飛び乗ろうとして、車両の右側とリンゴの木に挟まれた。 主変速を中立にしたつもりが誤って1速に入ってしまったと考えられるが詳細は不明。 変速レバーの位置や駐車ブレーキのきき具合を再確認してから降車するなど余裕を持って行動する。また、操縦装置などに引っかからないような作業に適した衣服を着用することも大切である。
61 2009 3 70代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし、ロータリ(培土板付き)装着 機械の転落・転倒 耕耘終了後、次の水田に移動途中、ハンドル操作ミスにより転落 脇見運転やスピードの出しすぎによる路肩からの脱輪が考えられるが詳細は不明 安全キャブ・フレームを装着する、シートベルトを着用する、作業時以外は左右独立ブレーキを連結する、余裕のある作業計画を立てるなどが上げられる。
60 2009 3 70代 死亡 スピードスプレヤー 平成20年製造、タンク容量1000L、4輪4駆。 挟まれ わい性台リンゴ園において右旋回中に車両の右前部が斜めの支柱に当たった状態になったままで車輪が空転していた。エンジン回転は1000rpm程度、速度段は低速前進、送風機は低速回転状態となっていた。オペレータは、車両の下でうつぶせ状態(地面がタイヤで掘られていたため圧迫状態)で発見された。 不明 普通に着席して運転していれば起きないはずの事故である。オペレータの健康管理、作業時周囲への注意、点検時のエンジン停止などが必要である。
59 2009 2 70代 死亡 乗用型トラクター ロータリー装着、安全フレームなし 機械の転倒・転落 自宅よりトラクターを運転し、圃場へ向かうため自宅進入路を走行中、進入路脇の水路に転落し、トラクターの下敷きになった。 片ブレーキ使用による脱輪やわき見運転などが考えられる。 安全キャブ・フレームの装着とシートベルトの着用。また、作業時以外は、必ず左右独立ブレーキペダルを連結する。
58 2009 2 70代 死亡 乗用型トラクター ロータリー(培土板付き)装着、安全フレームあり 機械の転倒・転落 あぜ道を移動中、旋回したときにロータリが土手に接触し、1.3m下の田に転落したと推定されている。 安全フレームを装備していたが、シートベルトを着用しないで運転していたため、ハンドルなどで胸を強く打ったと思われる。 トラクタ乗車時には必ずシートベルトを着用する。
57 2008 9 40代 死亡 乗用型トラクター ロータリー装着、安全フレームあり 機械の転倒・転落 畑から雑木林に約30m転落した。 安全フレームを装備していたが、シートベルトを着用せずに運転していたために投げ出されてしまったと思われる。 トラクタ乗車時には必ずシートベルトを着用する。
56 2008 7 40代 重傷 歩行型トラクター 管理専用機(車軸耕うん式)、緊急停止装置付き 回転部への巻き込まれ なし園の下草取りのため耕うん作業中、ロータリが土中のアンカー杭(なし棚揺れ防止用)に引っかかった。杭を取り除くため機械を後進させたところ、機械が上方に持ち上がり、被害者が転倒、ロータリに脚を巻き込まれた。 機関回転速度が高かったため、後進方向に機械が動き出した時に、主クラッチを切る操作や緊急停止装置を押す操作が間に合わなかったと考えられる。また、取扱説明書に、爪軸装着時の後進禁止が記載されていたのに守られなかった。 今回の機械には、手を離すとクラッチレバーが戻って動力が切れるデッドマン式クラッチが備えられていなかった。デッドマン式クラッチを備えたものであれば、巻き込まれや機械の下敷きになる可能性が低く、より安全性が高まる。
55 2008 8 40代 死亡 乗用型トラクター ロータリー装着、安全フレームあり 機械の転倒・転落 農道を直進中、交差点先の左下の水田に転落した。 安全フレームを装備していたが、シートベルトを着用せずに運転していたために投げ出されてしまったと思われる。 トラクタ乗車時には必ずシートベルトを着用する。
54 2008 8 50代 重傷 歩行型トラクター 管理専用機(車軸耕うん式)、緊急停止装置付き 回転部への巻き込まれ 耕うん作業中、ロータリ爪軸が土中深く入り込み、動かなくなった。土から出すために前後進を繰り返している最中に、機械が急に動き出し(後進方向に)、ロータリに足を巻き込まれた。 機関回転速度が高かったため、後進方向に機械が動き出した時に、主クラッチを切る操作や緊急停止装置を押す操作が間に合わなかったと考えられる。また、取扱説明書に、爪軸装着時の後進禁止が記載されていたのに守られなかった。 今回の機械には、手を離すとクラッチレバーが戻って動力が切れるデッドマン式クラッチが備えられていなかった。デッドマン式クラッチを備えたものであれば、巻き込まれや機械の下敷きになる可能性が低く、より安全性が高まる。
53 2008 10 70代 死亡 乗用型トラクター ロータリー装着、安全キャブ・フレームなし 機械の転倒・転落 市道(5m幅アスファルト)を走行中、路肩(砂利)を越えて70cm下の田へ転落。警察は脇見との見解。 他車の追い越し、離合により道路脇に寄る際に右側に気を取られた。脇見運転をしていた。ブレーキ連結が外れたまま高速走行中、片ブレーキが利いてしまった。等が考えられる。 脇見運転をしない。路上走行中は、必ず左右独立ブレーキペダルを連結する。
52 2008 10 70代 死亡 乗用型トラクター ロータリー装着、安全キャブ・フレームなし 機械からの転落・転倒及び巻き込まれ 稲刈り後の水田を耕うん中、機械から転落し、ロータリに巻きこまれた。 不明。 普通に着席して運転していれば起きないはずの事故である。何らかの異常を感じたら先ず停車し、必要に応じてエンジンを停止してから、確認を行うこと。
51 2008 6 不明 重傷 ロータリ培土機 トラクタに装着 その他 培土機を取り外し中、取付部がバネの反発力により回転し、右手に接触してけがをした。 作業手順を誤った。 取扱説明書をよく読んで、作業手順を守って作業をすること。
50 2008 9 80代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームあり 機械からの転落・転倒及び巻き込まれ 自宅近くの牧草地でトラクタによる草刈作業をしていた。ヒューム管に乗り上げたはずみにトラクタから投げ出され、回転中のディスクモアに巻き込まれて手足を負傷し、出血性ショックで死亡した。 シートベルトを着用せずに運転していたために投げ出されてしまったと思われる。 トラクタ乗車時には必ずシートベルトを着用する。圃場内の異物で可能な物は取り除いておくこと。取り除くことができない場合は目印を立てるなどして注意を促すこと。
49 2008 6 80代 死亡 歩行型トラクター 機械の転落・転倒 高さ約2mのあぜ道から滑り落ちたとみられ、休耕田で機械の下敷き(胸部圧迫)になった。 わき見運転、ハンドル操作ミスなどの原因が考えられるが不明。 道幅の狭いあぜ道等を走行する際は、速度を下げる。万が一、機械が転落しそうになったら、機械から手を離す。
48 2008 9 不明 重傷 自脱型コンバイン 4条刈、タンク式、手こぎ部緊急停止ボタン装備 巻き込まれ 刈取部の清掃を、駆動した状態で行い、巻き込まれて指を切断した。 作業部を駆動したまま清掃を行った。なお、刈取作業中の刈取搬送部のつまりを、エンジンを止めずに取り除こうとした可能性もある。 清掃は、必ずエンジンを停止してから行う。その際、あらかじめ5分程度空運転を行い、残ったわらくず等を送っておく。また、作業中に刈取部にわらが詰まり、搬送部がスリップしている場合、エンジンを止めずにわらを除くと搬送部が急に動き出し大変危険なので、必ずエンジンを停止する。
47 2008 9 60代 重傷 自脱型コンバイン 4条刈、タンク式、緊急停止ボタン非装備 巻き込まれ 夕方の薄暗い時間中に、手こぎ作業中、左手で作物を押し込もうとした際に、腕カバーをフィードチェーンに引き込まれ、左肘から指先までを挟まれて骨折・裂傷の重傷を負った。 左腕をフィードチェーンの延長線上より奥に入れた。腕カバーをしていてたるみがあった。 手こぎ時には、作業服などの袖口が閉じ体にフィットした衣服を最小限身に付けるだけにし、手袋・腕カバー、手ぬぐいなど巻き込まれる危険のあるものは身に付けない。フィードチェーンの延長線上より奥に手を入れない。脱穀部入口に溜まった籾や穂を脱穀部に送るには、エンジンを停止するか、ほうきやわら束等を使用する。
46 2008 9 10歳未満 軽傷 自脱型コンバイン 2条刈 ラジエタ冷却液噴出 刈取作業後、運転席後方のリザーブタンクから熱水が噴出し、運転席に座っていた幼児が火傷を負った。ラジエタグリルの目詰まりおよびファンベルトのゆるみが認められた。 エンジンのオーバーヒートによる冷却液圧力過剰 作業中にラジエタグリルにわらくず等が堆積することがあるので、取り除いておく。ファンベルトの点検・調整を定期的に行う。
45 2008 7 70代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし、ロータリ装着 機械の転落・転倒 高さ約2mの圃場から、幅約1.5mの舗装された進入路を下り方向に走行中に、脱輪し農道に転落、機械の下敷きとなった。 進入路が狭く、何らかの理由で寄りすぎたことが推察される。なお、左右独立ブレーキの連結を忘れていて、片ブレーキで急旋回して転落した疑いもある。 安全キャブ・フレームを装着する。進入路を整備し、拡幅および傾斜緩和を行う。圃場作業を終了する際には、左右独立ブレーキペダルの連結、旋回時前輪増速機構ターンおよびデフロックの解除を必ず行う。
44 2008 6 70代 死亡 田植機(乗用型) 4条植え 平成17年製造 機械の転落・転倒 県道から少し狭い道に左折した直後、道路左側のガードレールと橋の欄干の隙間(1.7m)から約4m下の川に転落し、頸椎損傷によって死亡した。 左折した時の過速度等による運転者のハンドル操作ミスが考えられる。 交差点の旋回時には十分速度を落として運転する。
43 2008 5 20代 軽傷 田植機(乗用型) 8条植え 平成16年製造 機械からの転落・転倒 農道を走行中に前輪スポークが折れて機体が前に傾き運転者が転落した。 機械側の損傷が原因。 年に一度しか使用しないので、運転前には、始業点検を行い、異常の有無を確かめることが重要である。また長期格納点検も取扱説明書に従い実施する。
42 2008 5 50代 重傷 田植機(乗用型) 4条植え 平成7年製造 機械の転落・転倒及び巻き込まれ 圃場から農道に上がる時、機体前部が持ち上がったので、運転者は田植機から飛び降りた。降りた状態でハンドル操作をして、足を前輪スポーク内に挟み込んだため、運転操作できなくなって機械と共に川に転落した。 前進で圃場から道路に出る時に、前輪分担荷重が軽くなり、前輪が浮いてしまってかじ取操作不能となった。 前輪分担荷重が20%以下にならないように前部におもりを装着し、デフロックを効かせて進む。又は、後進でゆっくりデフロックを効かせて道路に上がる。
41 2008 6 50代 負傷無し 田植機(乗用型) 4条植え 平成4年導入 乗用車により追突された 圃場に移動中、農道に停車していたら、乗用車が田植機の植付部に追突した。 乗用車の運転者の不注意。 田植機は道路運送車両法の保安基準を満たした機械が販売されていないので、公道走行は違法となる。なお、運搬車両で運んで下ろしたときにも、農道は狭いので、追い越し又はすれ違い車両のため、できる限り左に停車させる。
40 2008 6 70代 死亡 乗用型トラクター 安全フレーム装着、ロータリ装着 機械の転落・転倒 畑の耕うん作業中、圃場から7〜10m下の道路に転落した。 圃場端が見づらい、耕うん作業中や旋回時の圃場端未確認などが考えられる。 圃場端を確実に識別できるように整備すること。脇見運転をしない。方向転換時は特に後方の確認を怠らないようにする。
39 2008 5 90代 重傷 乗用型トラクター 安全フレーム装着、ロータリ装着 機械の転落・転倒 道路上で発生。道路端の畑に続く進入路の下り坂をおりようと、機械を寄せていて横転し、骨折・打撲・裂傷を負った。 道路端が見づらい状況だったか、あるいは下り坂にはいる際に内側後輪が道路端から外れたことが推定される。 道路端を見やすく整備する。下り坂にはいるときは、内輪差を考慮し、さらに速度を落として旋回する。安全フレームを装着している場合はシートベルトを着用する。
38 2008 5 50代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブフレームなし、ロータリ装着 機械の転落・転倒 畑内で発生。操作を誤り、後進の状態で3mの高さから転落し、機械の下敷きとなって胸部を圧迫。変速レバーは主4副3、調速機は全開。 前後進操作の誤りか、後方を十分確認しないで後進したことが推定される。 安全キャブ・フレームの装着とシートベルトの着用。圃場端を確実に識別できるように整備すること。機体の動きを確認してから機関回転増速の操作を行う。
37 2008 7 80代 死亡 歩行型トラクター 管理専用機。 ループ式デッドマンクラッチ装備 挟まれ ハウス内で耕うん作業中、後進する機械とハウスの骨との間に首を挟まれた。 変速レバーを前進のつもりで誤って後進に入れた。発進時の機関回転速度が高かった。ループ式デッドマンクラッチが首にくい込みクラッチが切れなかった。などが推定されるが不明。 後進時は、@後方に人や障害物がないかを確認する。A機関回転速度を下げる。また、もしもの場合は、@クラッチを切る。A原動機停止装置や緊急停止装置で原動機を停止する。今回の機種は、手の容易に届くところにエンジン停止スイッチがあるので、すぐにエンジンを停止させ、その後に、手が届く変速レバーを中立位置に戻せば死亡に至らなかった可能性もあるが、機械を導入した日に事故が起こっているため、機械の操作に慣れておらず、パニックになって何もできない状態であったかも知れない。
36 2008 7 70代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームなし、ロータリー装着。 機械の転落・転倒 圃場から出る下り坂を運転中に、脱輪して2m下の農道に転落し、トラクターの下敷きになった。 走行していた坂の道幅が1.5m程度と狭く、ハンドル操作ミス、傾斜路での片ブレーキ使用などの原因が考えられるが不明。 安全キャブ・フレームを装着していれば死亡に至らなかった可能性が高い。シートベルトを併用すれば更に安全。圃場から出る前に左右独立ブレーキペダルの連結を確認すること。
35 2008 4 70代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームなし、作業機装着の有無は不明。 機械の転落・転倒 道路を運転中に、50p下の畑に転落した。 不明 安全キャブ・フレームを装着していれば死亡に至らなかった可能性が高い。シートベルトを併用すれば更に安全。
34 2008 12 70代 軽傷 乗用型トラクター 不明 自動車等との衝突 道路走行中に後方より自動車に追突されトラクタが転倒した。 後続車の前方不注意 低速車マークを装着し、後続車にトラクタの存在を認識しやすくする。
33 2008 10 60代 軽傷 乗用型トラクター 不明 自動車等との衝突 道路走行中に後方より軽自動車に追突されトラクタが横転し、骨折した。 後続車の前方不注意 低速車マークを装着し、後続車にトラクタの存在を認識しやすくする。
32 2008 5 60代 不明 草焼きバーナー 不明 その他(火傷) 草焼き作業中に作業の終了した場所の炎が大きくなり、灯油の染み込んだ作業着のまま、足踏み消火作業中に作業着に火が移り火傷した。 作業着に灯油が染み込んでいたこと。 灯油が染み込んだ作業着で作業を行わないこと。また、万が一の火災防止のために、消火器等を用意し、身体で消火作業を行わない。
31 2008 11 60代 軽傷 普通型コンバイン 大豆用コンバイン、刃幅1.4mクラス 機械から転落 大豆収穫の排出作業時、トラックの荷台にいた補助者が旋回するオーガーで振り落とされて骨折した。 作業者間の合図不十分、確認ミス コンバインの場合、補助作業者が死角に入ったり、不意に作業部の動作範囲内に立ち入ったりすることがあるので、作業前に手順や合図の方法をよく打ち合わせておく。また、補助者にも機械の特性や危険な場所等、安全上必要な情報を周知させる。
30 2008 10 不明 物損 乾燥機 不明 火災 乾燥施設が全焼した 燃料漏れ、内部の過熱、可燃物への引火、無人運転 定期的に燃料配管の確認、内部や周囲の掃除、安全装置の動作確認を行う。無人運転は可能な限り避ける。
29 2008 9 50代 死亡 自脱型コンバイン 不明 機械の転落・転倒 坂道を移動中、コンバインごと転倒し、圃場へ転落した。 路肩の踏み外し、または操向レバー・クラッチ・副変速等の操作ミス コンバインでは走行部の位置が運転席からわからないので、路肩のある道路で左側に寄る際には特に注意する。また、傾斜地で、操向レバーを急激に操作したり、クラッチペダルや副変速を不適切に操作すると、走行部のクラッチが切れた等の理由で制動力が失なわれ、急旋回や暴走を生じるおそれがある。傾斜地では両側の走行部が制動力を失わないよう緩やかに旋回し、HSTを装備した機種の場合、変速や停止には主変速レバーを用いる。
28 2008 5 60代 死亡 自脱型コンバイン 2条刈 機械の転落・転倒 小麦収穫中、回り刈時にコンバインごと圃場から転落し、下敷きとなった。 刈取作業中、後退または前進しすぎて、畦畔を乗り越えてしまい、圃場下に転落した。投げ出されて転落中に機械の下敷きになったものと推定される。 コンバインは後方・側方の視界が悪いので、段差のある畦畔際など危険性の高い場所で作業する際は、速度を落として慎重に作業する。また、隅刈りを長めに行い、斜め刈りの行程数を増やし、旋回角度を小さくする。作業が困難な場所では手刈りを行う。作業適期が短い麦刈では、「あせり」により無理な作業を行う危険性があるので、余裕を持った作業計画を立てる。
27 2008 6 70代 重傷 乗用型トラクター 安全フレームの有無は不明、ロータリー装着 挟まれ ロータリーが浮いた状態で下部リンクを外してしまい、足をロータリーに挟まれ骨折。 不安定な状態での作業機取り外しの操作。 作業機の取り付け、取り外しに際しては、平坦な広い場所で、作業機を安定させた状態で行う。
26 2008 10 60代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームあり。ただし、事故時には収納(折り曲げた)状態。 機械の転落・転倒 畑を耕うん中、隅に寄りすぎ、そこの地盤が緩かったことから崩れて、1.5m下の農道に機械が転落し、その下敷きとなった。 圃場端の地耐力が十分でなかったのに段差に接近しすぎた。さらに、安全フレームが機能する状態になっていなかった。 安全フレームは車庫などへの格納時以外は必ず立てること。また、転落の危険がある場所ではシートベルトを装着する。また、基盤整備等により、地盤の強化及び圃場境界の明確化を行うことも有効と考えられる。
25 2008 10 60代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームあり、ロータリー装着 機械の転落・転倒 午前中の農作業を終え、帰宅中に運転を誤って村道(幅約3m)脇の用水路に転落。機械の下敷きとなり意識不明で病院に搬送されたが、15時間後に死亡した。 何らかの理由で路肩に寄りすぎてしまったことにより転落し、シートベルトを装着していなかったため、投げ出されて下敷きとなったものと推定される。なお、作業後に左右ブレーキを連結し忘れ、ブレーキを掛けた際に片ブレーキとなって急旋回し、転落に至った可能性もある。 道路走行時には、シートベルトの装着と左右独立ブレーキペダルの連結を必ず行う。また、幅が狭く、路肩に段差がある道路は危険性が高いので、速度を落とし、特に注意して運転する。安全フレームを装備していたので、シートベルトを締めていれば死亡に至らなかった可能性が高い。
24 2008 10 70代 死亡 自脱型コンバイン 4条刈タンク式 機械の転落・転倒 稲刈りの作業中、運転操作を誤り、水田から5m下の沢にコンバインごと転落した。 刈取作業中、後退または前進しすぎて、畦畔を乗り越えてしまい、圃場下に転落した。投げ出されて転落中に機械の下敷きになったものと推定される。家族に発見されたときには、コンバインの脇に倒れていたとのこと。 コンバインは後方・側方の視界が悪いので、段差のある畦畔際など危険性の高い場所で作業する際は、速度を落として慎重に作業する。さらに、ミラーの調整やモニターカメラの装備等を行う。
23 2008 10 70代 死亡 歩行型トラクター 管理専用機。 ループ式デッドマンクラッチ装備 挟まれ ビニールハウス内で耕うん作業中に旋回した後で、後進する機械とハウスの骨との間に挟まれた。みぞおち付近に圧迫痕があったとのことで、クラッチが入ったまま胸部圧迫され窒息したと推定される。 変速レバーを前進のつもりで誤って後進に入れた。発進時の機関回転速度が高かった。ループ式デッドマンクラッチが体にくい込みクラッチが切れなかった。などが推定されるが、不明。 後進時は、@後方に人や障害物がないかを確認する。A機関回転速度を下げる。また、もしもの場合は、@クラッチを切る。A原動機停止装置や緊急停止装置で原動機を停止する。今回の機種は、手の容易に届くところにエンジン停止スイッチがあるので、すぐにエンジンを停止させ、その後に、手が届く変速レバーを中立位置に戻せば死亡に至らなかった可能性もあるが、パニックになって何もできない状態であったかも知れない。
22 2008 8 70代 死亡 乗用型トラクター ロータリー装着、安全キャブ・フレームの有無は不明 機械の転落・転倒 ハンドル操作を誤り、道路脇へ転落、トラクターの下敷きとなった。胸部圧迫により失血。 雑草などの繁茂による道路端の見づらさ、脇見運転、他車へ気を取られての誤操作など。 安全装備に関しては、左右独立ブレーキペダル連結の確認。機械の基本的な操作については、他車が追い越しの際、速度を落とし、左車輪と道路端の間隔に注意する。
21 2008 4 70代 重傷 乗用管理機 安全キャブ・フレームなし、畦塗り機装着 作業機の転倒による巻きこまれ 畦塗り機を取り外す際に機械が転倒、巻き込まれて川に転落した。左ひじを骨折。 安定の悪い場所での作業機取り外しの操作。 畦塗り機は、装着状態においても左右の重量バランスが偏っていることが多い。作業機の取り付け、取り外しに際しては、平坦な広い場所で行う。
20 2008 4 50代 重傷 乗用型トラクター 安全フレームあり、播種機装着 機械の転落・転倒 農道から圃場への移動の際に、車体が傾いて投げ出され、倒れたトラクタの下敷きになった。左足骨折、靱帯断裂。 農道から圃場へ入る際のトラクタの内輪差による後輪の脱輪、圃場への傾斜路での片ブレーキ使用による脱輪、傾斜路端が見づらいことなどによる脱輪などが転倒の原因と思われる。 トラクター安全装備に関しては、左右独立ブレーキペダルの連結、機械の基本的な操作については、内輪差を考慮した旋回、環境の整備に関しては傾斜路の幅や傾斜度を適度のものにすること、さらに安全フレームのついたトラクターでは、併せてシートベルトも着用すること。
19 2008 3 60代 重傷 乗用型トタクター 安全キャブ・フレームなし、運搬車装着。 機械からの転落 運搬中の木材が頭部に衝突、トラクタより転落し、地面に頭部を打撲。頭蓋骨骨折。施設内での事故。 施設内の構造物などに積載した木材が触れて動き、頭部を打撲したか、木材が荷崩れを起こし頭部に当たった。 積載物はロープ等で運搬車荷台に確実に固定する。
18 2008 6 60代 軽傷 田植機(乗用型) 5条植 挟まれ 田植え作業中に苗補給する際に足が滑り、補助苗枠に指を挟み、左手第5指(小指)中節骨を骨折した。 足を滑らせてバランスを崩したことで、補助苗枠に指を挟んだ。 水田での作業は、滑りやすいので、滑りにくい履き物を選ぶ。また、履き物に泥が付いたら、できるだけ落とすように心がけること。
17 2008 3 70代 重傷 ごぼうハーベスター トラクタとう載式 巻き込まれ ごぼうの掘取り中、機械後方で作業をしていて、ベルト駆動部に右手を巻き込まれ、第2指(人差し指)を切断した。 夾雑物等を除去しようとして稼働中のベルト駆動部に手を出してしまった。 駆動部回転中は、回転部には近寄らない。夾雑物等を除去する場合は、エンジンを停止し、作業機を降ろし、PTOや走行変速を中立とし、駐車ブレーキかけた後に行う。また、防護カバーを整備・点検で外した場合には、元どおり取り付けておくこと。
16 2008 8 50代 重傷 スピードスプレヤー 3輪タイプ。左右独立ブレーキ付き。 機械の転落・転倒 圃場に向けて、幅約2mの未舗装道路を約16km/hで移動していた時、わだちに前輪がとられて土手に乗り上がり、そのはずみで道路の反対側の約1m下にある畑に転落し、運転者が機械の下敷きになった。 狭い土道を高速で走行していたため、わだちに前輪を取られたり、ハンドルを切ったりしたときの機械の挙動の乱れが大きくなって、事故につながった。 土道では、深いわだちが形づくられていることがあって、ハンドルを取られて危険である。道路の状況に見合った速度に落として慎重に走行する必要がある。
15 2008 7 60代 死亡 刈払機 両手ハンドル型、トリガー式スロットル付き。 その他(窒息) 草刈り中に斜面に(又は斜面で)転落し、肩掛けベルトが何かに引っかかって首吊り状態になった。 斜面の近く(又は斜面)で草刈り作業をしているときに、足を滑らせるなどして斜面を滑落したと考えられる。 斜面に面した場所の草刈りでは、斜面方向に身体を向け、斜面からなるべく離れた位置に立って作業を行うなど工夫し、足場の悪い場所での作業を避ける。 また、やむを得ず斜面で作業をする際には、履き物には滑り止めを施し、等高線方向に作業を行う。なお、刈刃の右側が地表面や木などに当たると刈刃が作業者側に跳ね返る「キックバック」という現象が起きて危険なので、右側から左側に向けてのみ草を刈るようにし、往復刈りは避けること。斜面での草刈りが必要な場合、作業を安全にするために、一定間隔で小段を等高線方向に設けておくことが推奨されている。
14 2008 7 70代 軽傷 乗用型トラクター 安全フレームあり、作業機装着の有無は不明。整備状況は不明。 機械の転落・転倒 下の道から上の道に出て、曲がろうとした時に脱輪して転落。投げ出された運転者が車体の下敷きになった。 ハンドルを切るタイミングが早すぎて後輪が脱輪した。 旋回内側の車輪では、前輪より後輪の方がより内側を通る「内輪差」があることを運転者は誰でも知っているはずである。運転に集中していないと、当然のことも意識できなくなってしまう。また、事故機にはないが「旋回時前輪増速機構」を装備した機種では、路上走行時には作動しないよう必ず「切」にすることが重要である。なお、シートベルトを締めていれば車体の下敷きにはならず、無傷で済んだ可能性もある。安全フレームはシートベルトとセットで運転者を保護するように設計されている。
13 2008 7 50代 軽傷 スピードスプレヤー 20年度に点検整備を実施。左右独立ブレーキ付き。 機械の転落・転倒 薬剤散布を終えて、傾斜が約10度のみかん園進入路を後進しているときに脱輪し、約1.5m下に転落した。運転者の負傷は、骨折と打撲であった。 ハンドル操作ミスの可能性が高いと考えられる。報告書には記されていないが、もし傾斜路を下っていたとすれば、片ブレーキによる急旋回で起きた事故という可能性も否定はできない。 進入路はなるべく幅を広くし、路肩の位置を見やすくするために、雑草なども刈っておくこと。また、左右独立ブレーキを持つ機械では、移動走行時には連結しないと危険である。生研センターの実施する安全鑑定では、平成10年度から左右独立ブレーキの非連結状態を警告するランプを義務付けたが、この機械はそれ以前のものなので装備されていない。
12 2008 5 80代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームあり、作業機装着の有無は不明。整備状況は不明。 機械の転落・転倒 幅2m、長さ4mの橋から2m下の川に転落した。(死因の報告なし) 場所から見て、片ブレーキでの事故とも考えにくく、脇見などによるハンドル操作ミスの可能性が高い。 川の水深は不明であるが、水中への転落で安全フレームも有効に作用しなかったようである。川底の固さや水深にもよるが、シートベルトを締めていれば、締めていない場合よりも助かる可能性が高くなると考えられる。
11 2008 4 60代 死亡 スピードスプレーヤ 3輪タイプ。しばらく整備なし。左右独立ブレーキ付き。 機械の転落・転倒 階段畑のみかん園で、上の段から1.5m下の段に左旋回しながら下る際に脱輪・転落し、スピードスプレーヤに挟まれた。 右側にある運転席からは路肩を確認しづらい左側方向に旋回していたので、ハンドル操作ミスの可能性が高い。しかし、下り坂であったことを考えると、片ブレーキによる急旋回で起きた事故という可能性も否定はできない。 左右独立ブレーキを持つ機械では、移動走行時には連結しないと危険である。生研センターの実施する安全鑑定では、平成10年度から左右独立ブレーキの非連結状態を警告するランプを義務付けたが、この機械はそれ以前のものなので装備されていない。
10 2008 4 50代 死亡 田植機(乗用型) 6条植。事故の8日前に中古販売した販売店が5日前には異常ないことを確認。 機械の転落・転倒 次の田へ先行した苗運びのトラックを追いかけて移動していた。田の出入り口の上の道路に車輪跡があり、一度道に上がったようだ。そこから右方向に行ったところで1.5m下の田に転落した。(報告書に記載はないが、機械の下敷きになったと思われる。) 左右ブレーキペダルが連結状態であったことは事故直後に確認されており、片ブレーキによる急旋回での転落事故ではないようだ。田植えも残りわずかだったとのことであり、急ぐ気持ちや疲れがあって注意力が低下し、運転ミスをした可能性がある。 無理をせず、適切に休憩をとりながら作業をすることで注意力を高いレベルに保てる。また、急いでいると気持ちに余裕がなくなるので、注意力が低下しやすい。
9 2008 3 80代 死亡 農用運搬車 歩行・乗用兼用型クローラ式 機械の転落・転倒 自宅倉庫から出た後、機械とともに市道脇の側溝に落ちた。(死因の報告なし) 不明 乗車運転をしていて、機械の下敷きになったことが死因であるとすれば、十分な高さと強度を持った鳥居(または安全フレーム)が装備されていれば、死亡に至らなかった可能性もある。現状のほとんどの運搬車の構造では、転落時に180度転倒に至って下敷きになる可能性が高い。
8 2008 3 50代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし、マニュアスプレッダー装着 機械の転落・転倒 たい肥散布作業を終えて、マニュアスプレッダーをけん引して幅約4mの町道を走行して帰宅中、3mの崖下に機械とともに転落し、トラクターの下敷きになった。 不明 段差の比較的大きな場所での転落であるが、安全キャブ・フレームを装着してシートベルトを締めていれば死亡に至らなかった可能性がある。
7 2008 2 60代 死亡 乗用型トラクター 安全フレームあり、ロータリー装着 挟まれ エンジンを動かしたままで作業していた。別の作業機から標準ロータリーへの付け替えで、ドライブシャフトを取付け中に、ロータリーが上昇し、頭部をロータリーとトラクターの座席後部に挟まれた。 ロータリーの耕深制御装置のワイヤーが外されてトラクターの油圧アームに結びつけられており、それに体が触れて油圧が作動したと見られる。 エンジンを停止して作業を行う。また、作業機着脱時にはトラクターと作業機の間に立たないで行うことが原則。収納舎などでは、作業機をキャスタ付きの台車に載せておけば、装着を安全かつ容易に行える。
6 2008 2 70代 重傷 昇降機(パワーリフト) 電動式で荷物を垂直に昇降させる機械 挟まれ 収穫したみかんを、パワーリフトで倉庫の2階へ上げようとした際に、リフトが停止せず、2階にいた被害者の手が機械に挟まれた。 安全スイッチの整備不良と思われる。 始業点検や定期的な点検・整備で故障を発見して修理する。
5 2008 1 70代 重傷 乗用型トラクター 安全フレームあり、大根堀取機装着。 機械の転落・転倒 親戚のトラクターを借りて、大根堀取り作業中の後進時に誤って高速段に入れ、7〜8m下の圃場に転落した。 借りた機械に慣れておらず、操作ミスをした。 慣れない機械を使用する際には、声を出して指さし確認をしつつ操作を行うなど注意をはらう。大きな段差を転落したが、安全フレームが装着されていたので助かったと思われる。生研センターの調査によれば、安全キャブ・フレームを装着していないトラクターでは、後方転落をすると死亡事故になる確率が極めて高い。
4 2008 1 70代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし、ロータリー装着。 機械の転落・転倒 あぜ道から約1m下の水田に転落し、トラクターの下敷きになった。 不明。 安全キャブ・フレームを装着していれば死亡に至らなかった可能性が高い。シートベルトを併用すれば更に安全。
3 2007 12 40代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし、ロータリー装着。 機械の転落・転倒 農作業からの帰宅中に、市道(幅員2m、平坦な未舗装、緩やかなカーブを抜けたところ)から約1m下の畑に転落し、トラクターの下敷きになった。 不明。 安全キャブ・フレームを装着していれば死亡に至らなかった可能性が高い。シートベルトを併用すれば更に安全。
2 2007 10 80代 死亡 乗用型トラクター 安全キャブ・フレームなし、ロータリー装着。 巻き込まれ 水田で秋起こし中にトラクターから転落し、ロータリーに巻き込まれたと推定される。 不明。 普通に着席して運転していれば起きないはずの事故である。何らかの異常を感じたら先ず停車し、必要に応じてエンジンを停止してから、確認を行うこと。
1 2007 9 70代 死亡 自脱コンバイン 2条刈タンク式 機械の転落・転倒 作業を受託し、依頼者の所有するコンバインで40aの作業をこなしていた。広い道路で待つトラックに3度目の籾排出を行った後で、路肩の草が伸びた幅員1.5m程度で勾配約16度の曲がりくねった41mの進入路を圃場に戻る途中、右側0.8m下の牧草地に転落し、背中から籾排出オーガーの下敷きになった。 事故後に見た人の話ではクローラー跡が直進状態で転落地点に向かっていたとのこと。よそ見をしていた可能性も否定できない。 進入路の拡幅整備が望まれる。また、草刈りの励行によって路肩を確認しやすくすることも重要である。
 

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